コレクション

物欲は、自分の場合、所有する欲望より使ってみたい・成果を味わいたいの方から湧いてきます。
その物を所有しなくても使えるのなら、レンタル、中古、問いません。
使ったみて具合が良ければ入手するという、そういう感じです。

そうだと思っているのですが、身の周りには使わずに見て楽しむものもチラホラあります。
これらは、気に入った物を身近に置いて癒やされたいということですね。
普通、ポスターや写真や絵などがそうでしょうが、本棚を挙げる人もいるかもしれません。
読書家によると、読んだもの、これから読むもの、読もうと思ったけど放置が続く(読まない)ものが均等にあるとのことですので、なかなか大変です。

カメラの世界でもいろいろな人がいて、コレクターを自認する人たちの近くにいたことがあります。
400台とか500台のカメラを所有されていて相当の知識情報を持っておられる方達でした。
所有台数は少ないが、骨董的価値のあるもの、希少価値があるものを専門に集めておられる方もいらっしゃいました。この方は数年前に亡くなりましたが、いくつか印象に残っていることがあります。

・このカメラは100台しか作られていなくて現存するのは数台のはず。所有者は〇〇県の誰々と誰々。
 昨日、フィルムを入れて撮影してみた。作動はしっかりしていて写っていた。
・国産カメラだけど数百万円する、この他にも十数台あるとのことでした。
 また、手帳に「欲しいカメラのシリアル番号・所有者」を10台以上リストされていました。

写真撮影はあまりされず、カメラを持ち歩くのは見せっこするためのようでしたね。

流通している物を集めるコレクションというのが一般的なように思いますが、希少品を集める人たちの情報収集力や人的ネットワークは半端ではないみたいです。それぞれの方が相当の知識・情報を持っておられる上に足りない情報はそのネットワークを介して収集できるようでした。
希少品を所有しなくても、十分に蒐集心を満たしておられる感じでしたね。

以前、Appleにカブれていて、Appleの6色リンゴのマークが付いているものは、無視できず欲しくなり、持ってしまったら捨てられないという時期がありました。最近、漸くその気配から脱する傾向にありますが、未だ積極的に整理する気にはなれません。

そのAppleマークに取り憑かれた人たちが集まって、情報交換や持ち物自慢をしていました。
歴代のパソコンなどの機材、周辺機器、アクセサリ類、靴、シャツ、衣類、他、なんでもかんでも集めていた時代です。中に数名の強者がいて一人はテレビの「お宝鑑定団」に出て、私もスタジオに行ったことがありました。彼の持ち物には300万円だったか600万円の評価額がつきましたが、番組の裏側が見えて面白かったです。番組はなぜ彼を採り上げたか、評価をする専門家はどういう人か、などでした。

画像は、初期のマッキントッシュのピカソ風デザインを施したフロスティマグにアクリル集光Discを入れて裏側からBlackLightで照射したもの。私の2006年の作品でアイコンなどに使っています。

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