最近、私(坂)の得意写真は「花」だと聞かされることが数回あり、「あら?昔のことなのに。今の写真はイケてないってこと?」なんて思ったりしています。
ただ、他人様から得意写真なんて言われると、今凝っている自作写真集のテーマにしてみようかとFlickrのカメラロールを探り始めました。2005年にFlickrを始めた頃は花が中心でしたので数だけはたくさんあります。
花写真には幾つかの思い出というか思い入れと言った方がいいのか色々あります。
Nikon EM でコダックのエクタクロームを詰めて初めて撮った花は、ポピー(ヒナゲシ)でした。レンズは43−86mmで、そんなには綺麗に撮れていなかったと思うのですが、印象に残っています。その後、フィルム時代に撮った花はあまり覚えていません。
初めてのデジタル一眼レフNikonD70でガザニアなどの洋花をマクロで撮ってピントの良さと色合いを感じながら興奮していました。すぐにD200になり、レンズもツァイスのマクロプラナーなどをゲットして花への思い入れがヒートアップします。
当時購入した三脚も、最低高を基準に選んだりして、通常の三脚選びとは違っていました。
フィルム時代もローアングルで撮影するために、ウエストレベルファインダーやマグニファイヤなそのアクセサリを揃えていたりして、クセのある撮り方をしていたようです。
マクロプラナーを使い出して、他の人との写真とは違いが出るようになり、「差別化」を意識するようになります。Flickrでマクロプラナーの作品を見つけるとすぐに判るようにもなりました。Flickrでは花の表現法について色々学ばせてもらいました。
Flickrのカメラロールは、Flickrに登録した画像を撮影日順に並べてくれるので、その時々の撮影傾向を掴むことができます。2005年からですので17年間の撮影対象の移り変わりも長い目で見ると大まかに掴むことができます。そういう見方をすると、花→風景(景色、花火、動物、etc)→富士山→自然風景(今ココ)という感じです。
最近、ハマっている手作り写真集のテーマとして「花」で作品を選んでみました。
2006年から2010年の頃の思い出に残る花たちです。








ポピュラーな花は少なく、変わった感じの花が多いように思います。桜や梅、薔薇にひまわりや彼岸花も沢山撮っていますがここには登場しません。撮影スタイルも風景の中の花というよりは花ダイレクトのマクロ表現ばかりです。一眼レフで撮ったポピーやデジタル一眼のファインだでショックを受けたガザニアもファインダの中で見た自然の造形美(色や形)に興奮していた頃のモノです。
私は撮影機材はNikon中心です。ミラーレスではないデジタル一眼のフラッグシップ機D6を処分してミラーレス一色にしようかと思い、下取り価格を調べたら思った以上に低い評価で手放すのやめて使い倒すことにしました。Nikonミラーレス機の不満点としてCPU接点のないレンズを使うとカメラのEXIFにレンズ情報が取り込まれないという問題点があります。オールドレンズを使う方には不満点であるはず。私のレンズライブラリにツァイス社の4本のレンズがあり、いずれもCPUI接点がないMFのレンズです。でも写りは素晴らしく手放すつもりはなく、これを使うにはNikonの一眼レフが必要なのです。
NikonD6にMakroPlanar T* 2/100 ZFを付けて自宅の花を撮ってみました。
ファインダを覗きMFでピント合わせをするのですが、見える画像がZ6+60mmマクロなどとは全く違うターゲットのみを浮かび上がらせるもので、昔の興奮を思い出しました。
開放値がF2と明るいこともありますがレンズの解像力の違いによるものが大きいと思います。


NikonD6を車専用のカメラと位置付けていましたが、D6+MakroPlanarの味を思い出したからには花撮影の可能性がある時は重くてもこのセットを携行する必要が出てきました。
一般的に自然風景は絞って撮ることが多く、花は開けて撮るので、Z6_2には引き続き24−200を付けて、D6にはMakroPlanarを付けることを標準として携行することにしましょう。この2セットの他に交換レンズはZマウントの14−30/f4の1本で足りると思います。