三脚は数本持っていますが、好んで使う方ではないです。
どちらかというと、使わずに済ませたい方です。
先日も日頃お世話になっているツアーガイドの方から、「本当に使いませんね〜三脚」と言われてしまいました。そのツアーではガイドが7〜8人引き連れて撮影するのですが、撮影地に着くとカメラなどの機材と三脚を持って歩き始めるのですが、私は三脚を車に残すことが多いです。滝や長時間露光の時は持っていきますが。
三脚を使わない理由は、ショット回数が減るからが1番の理由です。
カメラの性能が良くなっていて、手振れ防止機能がついたのと高感度でもノイズが少なくなったことで、ブレ防止のための三脚頼りをしなくて済むようになっています。ツアー同伴者は写真撮影のベテランが多く、三脚使用が普通になっているようで私のスタイルは変わっているように思われます。
私もブレ写真をゼロにするつもりはなく、ブレてないものがあれば良いという狙いから、同一アングルでのショットを多くする、つまりシャッターを多く切るようにして保険をかけています。
三脚を使うのは、アングルを変えずに撮るような場合、長時間露光をする時ですね。
富士山撮影のときはいつもの場所(かなりの定番スポットがありますが)で三脚を据えて、インターバルで撮ったり、長時間露光で変化をつけたりしています。時には三脚を複数立てて撮ることもあります。
日の出日の入りの時は光の変化が早いので、10secごとにシャッターを切るインターバル撮影も常用しています。三脚に据えてカメラ任せでシャッターを切りながら、手持ちでも撮影するという2台体制が効果的ですね。これを3台・4台に増やしても意味はないようです。写りのテストやタイムラプスなどなら意味はあるでしょうが。
30年くらい前は、三脚を選ぶのなら重いものをということが盛んに言われました。
風などでのフラつき防止には、三脚を50kg以上にするようにストーンバッグに重石を乗せることなんてのを信じていました。今考えると地の果てのとんでもない撮影条件の場所でのことを大袈裟に言っていたようです。ただ、ネイチャー写真をしていると極限に近い撮影条件も意外に近くにあるのも実感していますが。。
零下20度や風速20m以上の世界などです。
三脚を選ぶときの基準は色々あると思います。
機材を担いで撮影に行く場合には、軽量・コンパクトなものが必要でしょう。
風景写真等で普通に撮る場合は三脚を立てた時にカメラのファインダが目の位置にくるような高さのものを選ぶのが基本でしょう。
花などのマクロ写真なら、最低地上高は低いものが求められます。
重い機材で長時間露光をする場合は、脚の直径が太い方が良いでしょう。
と、色々ありますが、撮影機会が多いのなら値段が張る製品が良いと思います。
若い頃、カメラとレンズを買うのが精一杯で三脚は比較的安いのを使ったことがありましたが、造りがチャチですぐにダメになりました。2回連続で。。その時に三脚嫌いになった覚えもあります。
ただ、今の三脚は自分が経験したチャチさはなくなっていますね。数回で壊れることはなさそうです。
今一番使っている三脚はジッツオの2型で、雲台はマンフロットのギヤ付きジュニア雲台です。
携行性も良く、雲台は重いですが、ボロボロになりながらも使い続けています。
富士山撮影の時は、ハスキーの3段が頼りになります。脚の径も太くエレベータ付きです。
ただ、重く携行性は良くないです。これも雲台はマンフロットのギヤ付きジュニア雲台です。
車を使わない時はジッツオの0型トラベラーを使っています。5段の自由雲台付きです。軽くて縮長も短いのでバッグの中に仕舞い込めるのですが、脚の先端の径は細くミラーレスなどの軽量カメラ限定ですね。
三脚の使用はお控えくださいの表示が増えています。景勝地などで観光客の流れをスムーズにするためと諸々のクレーム対策での対応のように思います。一般の観光客の写真撮影がスマートホンにシフトしているので三脚使用禁止にしても問題はないとの管理者側の発想だと思うのですが、自分的には三脚使用禁止なんて風情・情緒に欠けた対応だなぁと思うことが多いですね〜
タイトル画像は、2009年7月撮影の小笠原諸島小港海岸です。浜辺を見下ろす高台から三脚を使わずに撮影しました。