10/21(水)の早朝、国師ヶ岳からの富士山撮影をしました。
ここからの撮影は3年ぶりで、通算6回目です。
国師ヶ岳は長野県と山梨県の境にあり、標高2,592mで日本三百名山に入っています。
最寄りの駐車場が大弛峠(おおだるみとうげ)にあり、標高2,360mの日本最高度の駐車場です。
この駐車場に車を置き、標高差約260mを1時間かけて登ります。
10/21 0:30に出発し、大弛峠駐車場に着いたのが3時半。
中央道の勝沼で高速を下り、国道140号線で牧丘から林道川上牧丘線で大弛峠に向かったのですが、林道の途中から路側には積雪があり夜中の気温は零度前後でした。昨日スタッドレスタイヤに換えたので不安はありませんでした。着いたときの駐車場は平日なのに既に4割近く入っており、紅葉時期の登山者の人気が高いのが窺えます。外に出て空を見上げると星が溢れていました。気温は零下1度です。国師ヶ岳は標高差260mですので気温が低いとしても零下5度くらいと思いちょっと安心。
服装はウールのアンダーシャツに化繊の山シャツの上にダウンジャケットを着てその上に風除けのカッパで多分寒さは大丈夫なはず。ズボンは冬用ズボン、カッパは着用せず。手袋は撮影用垢のフリースミトン。耳覆い付きの冬帽子。靴はAsoloのトレッキングシューズ。撮影機材をリュックに入れて三脚を外側に取り付けました。ヘッドランプを一つは冬帽子に、あと一つを首に下げます。カイロを2つズボンポケットの両側に入れました。おにぎりを一つ食べ、リュックに水とおにぎり1つ煎餅1袋を入れて準備完了。両手のストックを125cmに調整して4時に出発です。
コースタイムは1時間ですがソロで夜間のため1時間半を予定しました。
到着予定は5時半で日の出が5時55分頃ですので、間に合うはず。
260mの高低差のうち、木道階段が感じとして1/3位あり、確実に足を運べれば不安はありません。
大弛小屋の横の登山道入口から登山開始です。周りには前日の雪が薄く残っていますが路面には雪はなく凍っている感じもありません。首を振るとヘッドランプで前方が照らし出され進む方向がわかります。
なだらかな傾斜の登山道を数分登ると木道階段に差し掛かりました。階段のステップの一部に雪が薄く残っています。段差が大きいところはバランスに注意して登れば大丈夫と自分に言い聞かせ、一段一段慎重に登ります。
このコースは途中に夢の庭園という秩父方面の視界が開けた場所があるのですが、夜中でそれも見えないので立ち寄らない方向を進みます。登山開始から20分位でアクスデント発生。冬帽子のヘッドランプが電池切れを起こし、進行方向が暗くなってしまい、首につけたヘッドランプを冬帽子に付け直します。ゆっくりゆっくり1歩ずつ進める感じなので木道階段を数カ所こなしても息が上がりません。雪がない時は気が急いて登り息が上がっていましたがゆっくりだと呼吸が乱れないことを知りました。

1時間ほど経って前国師ヶ岳(標高2570m)に到達しました。行程の2/3の地点です。ここから少し下ってから上りになって国師ヶ岳に着くはずで、あと30分くらいの感じで概ね予定通り。途中、足下と方向を見定めるばかりで、空を見上げていませんでしたが、星が少なくなっていて明るくなり始めています。
標高2500m付近では樹木の背が低いですね。空が広くなったように感じます。
視界が開けて国師ヶ岳の頂上に到達しました。富士山が遠くに雲の上に出ています。
周りを見ると誰もいません。貸切状態です。足下の雪も踏まれておらず、新雪状態です。
早速、三脚を立てカメラを取り付けました。
持ち上がった機材は、Z6+24-70/f4とV3+70-300/f4.5-5.6です。他にiPnoneXsMax。
三脚はジッツオの2型三脚でマンフロットのギヤ式雲台ジュニアが付いています。
撮影者が他にいることを想定して2型三脚にしたのですが、独り占めなら重さが半分以下の1型5段トラベラーが良かったです。と思いながら、撮影開始。日の出直前から約1時間撮影しました。

撮影がひと段落したので帰りに見られるはずのもう1箇所からの富士山と、秩父の山塊に展開する雲海を期待して下山開始です。6時50分頃歩き出します。頭をよぎるのは上りでは一歩一歩確かめながら歩けた木道階段を同じように降りられるかという心配。前国師ケ岳を過ぎたあたりで振り返ると富士山が見えました。

ここを過ぎてしばらく行くと、木道階段が現れ下りになるのですが、注意深く足を置きながら体重をかけて滑るのを予防しつつ降りました。そのうちに上りの時は気にならなかった木道スロープに差し掛かり、姿勢の関係で滑りやすいことに気が付いて、より慎重に小股で横歩き風に歩きます。階段とスロープを幾つか過ぎた時に、前から人が登ってくるのに気がつき、足元を見ていた目を登山者に向けた時にステーンと滑って尻餅。前からくる登山者も自分の足元を見ているせいかこちらに気がつきません。10mくらい先だったと思います。仰向けに転んでいるので横になってストックを使って立ち上がろうとするけど、再び滑りそうな気がして焦りました。なんとか立ち上がった時に相手がこちらに気がつき、おはようございますの挨拶をしてすれ違います。この登山者は長靴を履いていたので写真撮影でしょうね。

夢の庭園を経由しようとしましたが、木道の雪が多いので断念して登ってきた道を降りました。
大弛小屋の横の登山道の口に出て駐車場の愛車にたどり着いたのが7時50分頃です。コースタイムは40分ですが60分かかりました。
駐車場で、先日購入した踏み台を椅子とテーブルに見立て、お湯を沸かしアルファ米の「田舎ごはん」をいただきました。塩味が少し足りないけれど完食。道具を整理して車に収納。忘れ物・壊れ物がないかを確認し出発したのが8時50分でした。
この駐車場平日の8時の段階で満杯、2km下までの道路には所々に駐車禁止を意味するゼブラゾーンが作られており、駐車場をはみ出した車が路側帯に路上駐車するようにされていました。多分これからの紅葉の時期は賑わうのでしょうね。首都圏周辺のナンバーが多かったように思います。
このあと、数カ所に立ち寄りながら帰宅しました。立ち寄り先は別のブログに書きます。
帰宅時刻は16時でした。0時から16時までの16時間撮影行動。現役時代は6時半ごろ家を出て23時ごろ帰宅が常態化していましたが、それと同じ感じの行動ですね。帰宅したあとは18時に夕食済ませて深い眠りについたけど、21時に起き出して写真の整理をし22時に就寝しました。