8/29-30で静岡県の南アルプスに位置する山伏(やんぶし)で夜〜朝の富士山撮影をしました。
撮影メンバーは5人、11時に道の駅に集合し車2台に分乗して山伏の最寄り駐車場百畳峠に15時半到着。
各自山支度を済ませて16時前後に登り始めます。
このメンバー、各自マイペースで行動するので出発もバラバラ。
今回の案内者は山行のベテランで、案内もテキパキしていて、道は一本道、慣れた人で35分、ゆっくり登っても案内板通りの50分で登れるとのことでした。標高差250mです。
私は例によって登りに難行苦行、最初からペースが上がらずゆっくりと登り始め、15分ごとに数分の休憩を入れて1時間近くで登れました。一応、17時着。
暗くなる前にテントの設営。
私以外の4名のうち1名はツエルト、2名はビバーグツエルト、1名は寝ないで撮影を前提に準備なし。
それぞれに自分流の装備で夜から朝の撮影に挑みます。
テントを張る場所探しに10分くらい。初めての場所でキャンプ場以外も初めてでベテランに聞きながら、結局、ベテランの近くに張りました。グランドシート、テント本体、レインフライの順に組み立て30分くらいかかりました。草むらの木の下で落ちている枝を除けて平坦さを確保して。
この手のテント張りを以前からイメージしていたので実践できたのは有り難かったです。
このベテランは、木道の端に立木にロープを貼ってビバーグツエルトを設営、ツエルトの中はマットと寝袋で仮眠をとれるようにしていました。ツエルトだと重さがテントの半分以下になるので今後の参考になりました。
今回の撮影機材は、Nikon Z6+24-70/f4、Nikon 1 V3+6.7-13/f3.5-5.6と70-300/f4.5-5.6、insta360、iPhone XsMaxです。使用したのは、Z6とV3+6.7-13、insta360、iPhoneで70-300/f4.5-5.6は使わず。
三脚はジッツォ1型トラベラー、自由雲台付で約1kgです。撮影機材の重さは三脚込みで4kgでした。
この機材選択は9月下旬に予定している上高地〜涸沢の撮影携行を前提にしています。
テント設営後エアマットを膨らませ、シュラフを広げて夜に備えます。
出発時に道の駅で調達した赤飯と持参のスープで夕食。
その後、到着時には見えていなかった富士山が現れたので三脚設置の場所確認を兼ねて撮影。

眠気が出てきたので、Z6にインターバル(1分毎120ショット、2時間分)をセットして19時半に仮眠。
21時ごろベテランに起こされる。カメラが夜露でビショビショ、レンズはソフトフィルタ状態と。
撮影場所まで行って確認したら、その通りで20時以降分は全滅、それまでのもピントが怪しい。
無限遠のピントを月で合わせようとするが、上手くいかない。
月でAFしてMFに切り替えるのがタッチパネルのせいでD4sやD6と勝手が違うのです。
濡れたフィルターをタオルで拭って撮影をしようとするが、ピントが怪しい。
そのうち、ガスに覆われて富士山が見えなくなったのでカメラを持ってテントに戻ることに。
撮影位置からテントまで約3分、木道が滑りやすく早歩きはできません。テント内でシュラフに潜り込みカメラも体の横に置いて体温で乾かす感じで仮眠。22時半ごろ。
2時に目が開き、テントの外を見ると富士山が出ています。
カメラも乾いた感じなので、カメラの電池を入れ替え、V3などのカメラ一式を持って三脚の場所に行ったら、撮影者が数名増えています。22時ごろにはいなかったので、夜に山を登って来られたのでしょう。
ということは、この場所(山伏)の経験者です。他人の撮影行動は参考になるのでウオッチすることにしました。
無限遠のピントに苦労している間に、ファインダを覗いたらアシストのサインが出ているのに気づき、MFでファインダ内のアシストに従ってフォーカスリングを回してピントを固定。明るくなるまでの間は画角を変えるたびにこの方法でピント合わせをしました。フィルタの曇る状況をみながら星空を撮るうちに東の方向が明るくなっていき、日の出が近づいているのが分かります。4時過ぎ。

東の空に赤みが入り始め、朝焼けの予感。
だんだんに明るくなっていき、雲の状況から朝焼けを期待。
撮影もAFが利くようになり、モードもマニュアルから絞り優先に変更。
ISOも400にして環境の変化に対応しやすくして、撮影を続けます。
明るくなるとZ6を手持ちにするのですが、まだ三脚に載せたまま。

富士山の左側が明るくなっていますが、今日は日の出の時に山頂から太陽が出てくるダイヤモンド富士になる情報もあって15名くらいの撮影者がいました。

ダイヤモンド富士です。少し左側ですが。。
ダイヤモンド富士の撮影後、夜露に濡れたテントやツエルトを乾かすために撤収準備。
レインフライを外してテントと一緒にベテランのロープを拝借して干したのですが、優しい風に助けられて1時間ほどで乾きました。グランドシートも面積的に小さいので干せばすぐに乾く感じ。濡れたままだと下山時に重いので少しでも乾いてくれるとありがたいです。ロープは重さ的にもたいしたことはないので10m位のを2本調達しようと思いました。

7時半に下山開始、1時間で駐車場に下り着きました。
各自、朝食。ベテランがおにぎりが余っているので食べてくれと言われて一ついただきました。
お湯を沸かして皆さんにお茶や味噌汁を飲んでいただきました。
9時に駐車場を出発、途中、入湯料300円の口坂本温泉浴場に寄って汗を流し、集合場所まで戻り、そこから国道413号線経由で16時に帰宅しました。
今回の費用は、車代が2,500円のほか、温泉に300円、水代500cc2本で250円、集合時のチキンソースカツ丼500円、夕食(赤飯)300円、ソフトクリーム350円で4,200円の格安豪華撮影ツアーでした。
あ、買い置き菓子類の補充はありましたが。。
来月の涸沢撮影(3泊4日)は、今回の撮影機材と同じにします。
Z6の電池は3本、V3も3本、モバイルバッテリ10000mAhを2つ持っていく予定。
メディア容量もカメラそれぞれ256GBで十分のはず。
ISOもZ6で6400まで試しましたが、夜間の長秒撮影は1600までにした方が良さそうです。
ssが10sec以上ならISOは上げない方が良いみたい。
高感度ノイズは抑えられていますが、長秒ノイズは出るようですね、画像が荒れていたので。
夜間の無限遠設定方法を確認できたのが今回の1番のポイントでした。