オリジナリティ

  • 2020年8月7日
  • 写真

風景写真が好きで撮り歩いています。
昨年からは回数が減りましたが、その前の数年は富士山周辺に通いました。
撮っても撮っても飽きないテーマの一つです。

写真を通じてお付き合いをしていると、ネイチャー系・スナップ系・モダン派という人たちに分けられるような気がします。
ネイチャー系は人工物を排して花鳥風月自然をテーマに撮る人たち、スナップ系は時間を切り取る感じで人や動物などの生き物が入ってくる感じ、モダン派は撮影機器の特徴を活かして光や形を表現し被写体に囚われないようなイメージを持っています。

いずれの場合も、似た傾向の人たちはいるわけで、経験の多さや出来栄えから相互に影響しあって良いところを取り入れよう真似しようとすることで、自分なりの上達や課題のクリアに勤しむのは一般的だと思います。

自分の作品をオープンにするときに、真似モノを意識して出す時はともかく、誰々さんの作品に似てますねと言われると少々気になる(何それ、誰々の真似をしたというの?)こともあります。特に写真展なんかへの出展作品だとすごく気になります。自分のオリジナリティを否定されるような印象を受けるのです。

ネイチャー系の風景写真を撮り続けている人がいて、その人の作品の出元(作品のお手本)がわかるとガッカリしたこともありました。いずれの作品もお手本を真似して撮られていたからです。オリジナリティの欠如???

撮影ツアーやガイドツアーに参加して作品を作ろうとすると、餌を撒いて自然界の生き物を集めていてヤラセ感を感じて意気消沈した経験もあります。写真の面白さは、自分にしかない偶然との出会いのはずなのに、目を惹くところのほとんどが人為的だと偶然性を否定されてしまうのですね。それを佳しとする人もいますが、私の場合は人為性は極力避けたいです。

いろいろ考えると、富士山写真に人為性は少なく、撮った結果に手を加えることはあっても撮るものに手は加えられないので、貴重な被写体と言えるように思います。その意味では、山や海の大自然はその対象ですね。多くの人が撮っていても自分のオリジナリティが出しやすい対象は貴重だと思います。

画像は山中湖湖畔からの富士山、Taken on December 30, 2014

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